課程が変わる?入試も変わる? ー学びの形はNEXTステージへー 令和4年4月教育学部改組 大解説③

 高校生のみなさん、こんにちは。

 宮城教育大学では、令和4年4月に入学するみなさんから「課程・コース」「入試の方法」を変更することになりました。

 今回の第3回目では、第2回目に引き続き、「入試の方法」の

 『学校推薦型選抜』と『一般選抜』についてお伝えしていきます。

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Vol.3 新しい入試『学校推薦型選抜』と『一般選抜』って??

 まず、『学校推薦型選抜』についてです。

 こちらは、第1回で解説した新しい専攻・コースのうち、「初等教育専攻」と「特別支援教育専攻」に入りたい人向けの入試です。

 それでは、実際の入試の流れを見ていきましょう。

宮城県内定着枠は、「宮城県内の特定の地域(※)」で小学校教員になることを強く希望する者を対象とした入試枠です。特定の地域として掲げられている市町村は、宮城県公立学校教員採用試験でも地域枠として設定されているものでもあります。宮城県にある教員養成大学として、これらの地域に根差した教育を行うことができる人材を輩出していくことが本学の責務であるという思いから、このような枠を設けています。

※宮城県内定着枠の特定の地域:大崎市、栗原市、加美町、色麻町、涌谷町、美里町、石巻市、登米市、東松島市、女川町、気仙沼市、南三陸町

 学校推薦型選抜は、校長先生の推薦に基づいて出願する方に対して、出願時に提出してもらう調査書と「学校推薦型選抜レポート」により教員への志向性や基礎的な知識と技能を確認します。

 また、「専攻別課題」により知識・技能、思考力・判断力・表現力等の能力、「集団面接」および「個人面接」により教員への志向性や主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を総合的に評価して、入学者を選抜します。

 なお、大学入学共通テストは課しません。

 以上、ここまで学校推薦型選抜の概要を見てきました。

 次に『一般選抜』についてです。

 『一般選抜』は【前期日程】と【後期日程】が設定されています。

 中等教育専攻は『一般選抜』の【前期日程】のみで選抜が行われます。

 以上、全3回に渡って、令和4年4月から変更となる「課程・コース」「入試の方法」について、可能な限りわかりやすくご説明をさせていただきました。

 実際の選抜方法等の詳細については、「大学案内2022」や「令和4年度入学者選抜要項」をご確認くださいね。