理科教育専攻

専任担当教員名

物理分野

教 授 福田善之(素粒子物理学・宇宙線物理学)
教 授 内山哲治(超伝導物理学・シミュレーション教材の開発)
准教授 西山正吾(赤外線天文学)

化学分野

教 授 猿渡英之(分析化学・地球化学)
教 授 笠井香代子(有機化学・錯体化学)

生物分野

教 授 出口竜作(動物発生学)
准教授 棟方有宗(行動生理学)
准教授 小林恭士(植物発生生物学)

地学分野

地学分野
教 授 川村寿郎(地質学)
教 授 高田淑子(惑星科学)
教 授 菅原敏(大気物理学)

理科教育分野

理科教育分野
教 授 渡辺尚(理科教育学)
准教授 中山慎也(理科教育学)
助 手 三品佳子

専攻の特色

 理科の教育内容の柱である物理、化学、生物、地学の各分野を網羅して自然科学を幅広く深く理解しながら、理科の指導法や教材作成などを実践的に修得し、中学校・高校の教員として高い資質と確かな力量を持つ人材の育成を目指しています。専攻専門科目は講義に加え実験・実習や演習など体験的な学習を重視しています。
 実験では、器具や機器を備えた学生実験棟での各種の実験のほか、大学に隣接する青葉山の自然を生かした野外観察や調査も行われています。

[主な専門科目]

■理科基礎講義 理科基礎実験 物理学講義 化学講義 生物学講義 地学講義 物理学実験 化学実験 生物学実験 地学実験 物理学演習 化学演習 生物学演習 地学演習 理科教育学演習

教育体系

 4年間における教科専門科目の学習のおよその流れは、次のようになります。
 1年次には、大学で理科を学習する際の基盤となる知識・解法等の学習と高等学校で履修してこなかった内容の補修的内容も含んだ「理科基礎講義」を学習し、後期には専門の講義「物理学講義Ⅰ」「化学講義Ⅰ」と「理科基礎実験」が始まります。
 2年次になると、専門の講義「生物学講義Ⅰ」「地学講義Ⅰ」とともに、理科の教科内容である「物理学、化学、生物学、地学の各実験Ⅰ」を履修します。(いずれも必修)。
また、各分野の「講義ⅡA~C」のなかから自分に必要なものを選んで2~3年次に学習します。
 3年次には各分野の「実験Ⅱ」と「演習」により、4年次の卒業研究へと続く学習をします。
 4年次には、希望する専攻担当教員の各研究室で、教員の指導を受けながら卒業研究に取り組みます。卒業研究では、理科の各教科内容の基礎的なテーマ、あるいは理科の教材や教育法に関するテーマについて、実験、実習、演習などをほぼ1年にわたって行い、卒業論文としてまとめることになります。
これと並行して、1年次に「理科教育実践体験演習(中等)」、2年次に「理科教育実践研究A」、3年次に「理科教育実践研究B」を学習し、「3年次中学校教育実習」を附属学校で、「4年次中学校教育実習」を仙台市内や近郊の学校で行います。

取得免許・資格

卒業要件で取得できる免許:中学校教諭1種(理科)および高等学校教諭1種(理科)
追加単位で取得可能な免許:小学校教諭1種

卒業後の進路

教員(非常勤講師含む):宮城県、山形県、神奈川県などの小学校、中学校及び中学高等学校
大学院進学(宮城教育大学、東北大学等)
公務員