教育心理学コース

専任担当教員名

教 授 平真木夫(教育心理学)
准教授 久保順也(臨床心理学)
准教授 越中康治(発達心理学)
特任准教授 樋口広思(臨床心理学)

コースの特色

 学校教育が抱える諸問題を子どもが抱える心の問題として捉え直し、子どもの発達や学習過程に関する教育心理学的な知見を土台として生徒指導、学習指導、青少年の適応指導などに関する実践的な知見を総合的に学びます。

[主な専門科目]

教育心理学文献講読 教育心理学研究法 教育心理学実験実習 発達心理学 幼児心理学 学習心理学 教育心理学特殊講義 教育心理学研究演習 発達心理学演習 学習心理学演習 臨床心理学演習 臨床心理学

教育体系

 1-2年次のコース専門科目には、文献購読、研究法、実験実習などがあり、全員がこれらの教育心理領域全体にわたる共通基礎科目について学習します。 そして、2-3年次では、発達・学習・臨床などのより分化した専門領域を講義や演習によって深め、4年次で卒業研究をまとめることになります。
 また、これらのコース専門科目と並行して小学校教員免許に関する教職専門科目群を履修しますが、得意な教科を作ってもらうために、特定の教科を各自が選択して、まとまった専門科目群も履修する仕組みになっています。

取得免許・資格

*卒業要件で取得できる免許や資格:小学校1種免許
*その他取得可能な免許や資格:幼稚園1種免許、中学校1種または2種免許(教科は各自が選択可能)など

卒業後の進路

教 員:幼稚園・小学校・中学校)
公務員:心理職、など
企 業:一般企業
進 学:宮城教育大学大学院、など

卒業生・在学生の声

平成23年3月卒業 蟹澤瞳(宮城県公立小学校勤務)

 教育心理学コースは臨床・発達・学習・幼児心理学と多分野にわたり、その中から専門分野を深めていくことができます。また、学校現場で必要とされている明るく楽しい学級づくり、及び、よい授業をするために、子どもたちの学びや生活の読み解き、カリキュラムの分析、人間の発達における心の変化やその理解、学校を取り巻く社会環境や法制度といった、多様な視点と方法から研究を進めることができます。私自身、今年度から小学校教師として勤務しており、教育心理学コースで学んだ『児童の心に寄り添った指導』を目指して毎日頑張っています。