「能登半島地震の被災地視察・支援活動報告会」を開催
本学、防災教育研修機構は4月17日、「311ゼミナール」(以下、311ゼミという。)の活動の一環として、3月に能登半島地震被災地の視察・支援活動に参加した学生による報告会を開催し、40名のゼミ生が参加しました。
311ゼミは2019年度に発足し、学生が主体的に防災に係る活動を行い、被災地視察や聞き取り調査で得た知見を、将来教員として子ども達に伝え継ぐことを目的とした自主ゼミです。
今回報告したのは、活動に参加した当時1年生から3年生の6人のゼミ生であり、彼らは311ゼミ担当の武田真一特任教授の引率のもと、3月18日―21日の4日間、能登半島地震の被災地を視察し、避難所生活を送る被災者への支援活動や学校訪問などに取り組みました。
参加した学生は、「現地に行かなければわからないことが多くあった。」「報道されない被害にも目を向けて発信することの大切さを感じた。」「能登半島の復興にずっと関心を寄せて、必ずもう一度現地を訪れたい。」と振り返りました。また、「災害をわがこととして捉える感性を大切にして、311ゼミの活動の柱である足元の東日本大震災の出来事と教訓にしっかりと向き合う活動に継続して力を入れたい。」とゼミ活動の意義を強調し、活動に一層力を入れて取り組む決意を話していました。