軟式野球部が36年ぶりに全国大会へ出場
大学での部活動、サークル活動は、各学生の楽しみや喜び、技能や知識・経験の増以外にも、授業で学んだ理論や知識の自主的な実践・試行との「理論と実践の往還」、仲間との協働をとおしての成就や達成、喜びや悲しみの経験、人間関係づくりの経験、後輩への指導や助言の経験など、将来の小学校等の教員として求められる資質能力の基盤をつくるものと考えられ、本学でも各学生の積極的な取組を期待するところです。このなかで、軟式野球部が昨年11月に行われた全日本大学軟式野球選手権大会へ出場し、全国大会初勝利、ベスト8入りの快挙を果たしました。
10月に行われた全日本大学軟式野球選手権大会東北地区予選では東北学院大学や東北福祉大学など全国でも屈指の激戦区と言われる東北地区で36年ぶりに優勝し、11月に大阪府で開催された本戦へと駒を進めました。
初戦は大東文化大学を相手に5-2で勝利。
全国大会初勝利となる歴史的一勝を飾り、次戦では準優勝した駒澤大学に惜しくも敗れたものの、劣勢から3度も追いつく試合展開に多くの称賛の声が集まりました。
今大会で主戦として活躍し、東北地区予選では最優秀投手賞に輝いた佐藤公紀さん(3年)は高校野球未経験。
その他にも野球経験は小学校までという学生や、女子選手も在籍するなど、部員の多様さが軟式野球部の特徴です。
監督を務める本学職員の畠山和也さんは「チーム内のコミュニケーションを一番大切にしています。
昨年は、春から試合ごとにオンラインミーティングを行い、一体となって試合に臨むよう心掛けました」
「人に伝える、自分の考えを分かってもらうという行為を繰り返すことで、学生達の成長にも繋がっています」と語ります。
主将の志田順哉さん(2年)は「今大会では大きな舞台で野球が出来る喜びとともに、日頃よりお世話になっている教職員の皆様、学生後援会の皆様への感謝の気持ちを再認識しました。
今後も野球を通して成長していけるように頑張ってまいりますので、応援のほど宜しくお願い致します」と語り、今春から始まる新たな戦いに向けて決意を新たにしました。
東北大会優勝時