英語教育専攻

専任担当教員名

教 授 竹森徹士(英文学:イギリス小説)
教 授 鈴木渉(英語科教育:英語教育学、第二言語習得論)
特任教授 高橋潔(英語学:意味論、語用論、統語論、言語学、日英語対照研究)
特任教授 長谷川アリソン(英語教育:英語コミュニケーション)
准教授 Adrian Leis(英語教育:英語コミュニケーション)
講 師 和田あずさ(英語学)

専攻の特色

 英語教育学、英語学、英米文学、英語コミュニケーション、異文化理解の五つの領域から構成されています。相互に連関し合ったそれらの領域すべてについて、単に知識にとどまらないものを身につけ、実践力ある教師養成ができるようカリキュラムを編成しています。授業の一部として、中学・高校の現職教諭(二名)に英語科教育の実践的な講義をお願いしています。
 近年の第2言語習得研究、バイリンガル教育研究の成果などを授業に積極的に取り入れています。英語の外部試験(英検、TOEFLやTOEICなど)において、できる限り高得点を取ることを目指した訓練にも力を入れています。

[主な専門科目]

■英語講読 英文法 英語音声学 英米文学 第二言語習得論 英会話 英作文 英語コミュニケーション 現代文法論 西洋文化

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教育体系

 入口での英語教育実践体験演習では、英語教育を学ぶにあたっての基本的事項、姿勢を確認します。英語教育学では、英語科教育法Ⅰ、英語学では、英文法概論、英語音声学概論、英米文学では、英米文学作品論、英語コミュニケーションでは、英会話・英作文、異文化理解では異文化理解講読によって、それぞれの領域における基本的事項の修得を目指します。更にその上に、学年を追って、英語教育学については、英語科教育法Ⅱ、言語習得論、英語学演習C・D、英語学については、日英対照言語学、現代文法論、英語学演習A・B、英米文学については、英米文学テーマ論、英米文学論、英米文化論、英米文学演習A・B、英語コミュニケーションについては、英語コミュニケーション演習、異文化理解については、異文化理解講読を継続的に履修することになります。卒業研究は4年間の締めくくりにあたります。自らの関心に合わせた各領域の教員の指導の下、卒業研究演習を履修します。
 英会話、英作文、英語コミュニケーション科目が、英語教師の資質形成を支える重要科目であるのは言うまでもありません。非常勤を含めた外国人講師・教師がその大半を担当しています。これらの科目はもちろん、それ以外の授業科目にも積極的に参加し、視野を世界へと広げると同時に、新しい自分を開拓することが求められます。諸外国での中・長期の語学研究を希望する学生には、様々な情報、アドヴァイスを与えるなどのサポートを行っています。その他、英語教育学会など学会活動にも積極的な参加を促しています。

取得免許・資格

小学校教諭1種免許状、中学校教諭1種免許状(英語)、高等学校教諭1種免許状(英語)