教育の未来と子どもたちの未来のために

第9回教育実践・宮城教育大学賞(平成26年度)

1.応募総数  8件

男女別 都道府県別内訳 所属別内訳
男性  8件
女性  0件
宮城県  2件
岩手県  1件
秋田県  2件
三重県  1件
大阪府  1件
岡山県  1件
小学校      1件
中学校      4件
高等学校    1件
特別支援学校 0件
行政機関等   2件

2.受賞者  1名

氏名 応募当時の所属 職名 テーマ
小笠原 潤
(おがさわら じゅん)
岩手県立宮古高等学校 教諭 「総合的な学習の時間」(国際理解、
防災、復興、等)を効果的に実施す
るためのプリント学習

3.授賞式の挙行・受賞記念講演会の開催

 平成27年5月25日(月)学長室において、第9回教育実践・宮城教育大学賞の授賞式を執り行った。過日行われた選考委員会による審査の結果、今回は岩手県の高校教諭の小笠原 潤 氏を受賞者として選出した。

 小笠原氏の実践は『「総合的な学習の時間」(国際理解、防災、復興、等)を効果的に実施するためのプリント学習』をテーマとし、国際教育と環境教育を基盤にしつつ、防災教育や復興教育とを結びつけた豊かな教育実践を展開している。導入段階において生徒の学習意欲を喚起するために、アンケート調査の活用や問題・課題の提示に工夫をこらすとともに、学習後に生徒一人一人の考えや見方をさらに深めさせるべく、小論文を書かせることなどを大切にしている。学習活動を単なる体験にとどまらせずに、被災地に生きる高校生として、様々な情報をもとに自分にできることやすべきことを考えさせている。

 また、津波被災地であるインドネシア、アチェ州への小笠原氏自らの研修視察を生かして、災害に立ち向かう現地の人々の姿に着目させつつ、生活や文化、宗教の違いを違いとして尊重しあうことの重要性に気付かせることを意図した授業を展開するものである。

 こうした小笠原氏の教科の枠を越えた豊かな教育実践が、児童・生徒の可能性を開く授業や教育活動の事実を創り出すことを旨とする教育実践・宮城教育大学賞に適うものとして、高く評価された。

 賞式後に行われた受賞記念講演会には、学生、教職員など約200名の聴講者が訪れ、小笠原氏の研修視察の写真に見入ったり、熱心にメモを取る様子が見られた。




受賞者の小笠原氏(前列中央)と見上学長(前列右)




受賞記念講演では民族衣装に着替え、写真や動画を交えたお話で聴講者の関心を
集めていた。