教育の未来と子どもたちの未来のために

第7回教育実践・宮城教育大学賞(平成24年度)

1.応募者数  13件

応募者の内訳
男女 都道府県 応募形態 所属
男性 12件
女性  1件
宮城県  2件
秋田県  2件
山形県  1件
東京都  1件
山梨県  1件
愛知県  1件
京都府  1件
大阪府  1件
兵庫県  1件
和歌山県 1件
高知県  1件
個人 13件
小学校教諭 5件
中学校教諭 4件
高等学校教諭 2件
特別支援学校教諭 1件
中高一貫校教諭 1件

2.受賞者 1名

氏名 応募当時の所属 職名 テーマ
田口 瑞穂
(たぐち みずほ)
秋田県大仙市立神岡小学校 教諭 小学校理科における地学分野の学習の充実をめざして

3.授賞式の挙行・受賞記念講演会の開催

 宮城教育大学では、平成25年5月30日(木)学長室において、第7回教育実践・宮城教育大学賞の授賞式を執り行った。今回で第7回目を迎えたこの賞は、これから新しく授業実践の事実が創り出されること、また、日々の授業に携わる人々の励みになることを期待して設定されたものである。過日行われた選考委員会による審査の結果、秋田県の小学校教諭 田口瑞穂氏を受賞者として選出した。

 田口氏の実践のテーマは、「小学校理科における地学分野の学習の充実をめざして」であり、昨今、児童・生徒の理科離れ、指導する教師の理科に対する苦手意識等の問題が学校教育の実践課題として大きく取り上げられている。

 田口教諭の教育実践は、こうした課題と真摯に向き合い、課題解決の有効な方法を提案している。理科学習において児童の興味・関心の稀薄になりがちな地学分野の学習に視点をおき授業の充実をめざすべく、地域の自然に触れさせながら理科学習の基本である自然現象や事象等の観察とその考察とを重視した学習活動を展開している。自ら教材ソフトを開発したり大学との連携を積極的に図ったりするなど、誠実かつ継続的に教育実践を積み重ねてこられたことも、「児童・生徒の可能性を開く優れた授業の創出」を讃える「教育実践・宮城教育大学賞」の趣旨にふさわしいものである、という点で高く評価され、選出された。

 また、授賞式後の受賞記念講演には、理科教育に関心のある学生をはじめ、多くの学生・教職員が聴講に訪れた。講演後は、理科の教員志望の学生たちから次々と質問が出され、活発な質疑応答が行われた。





受賞者の田口氏(前列中央)、見上学長(前列右)





受賞記念講演において、田口氏の実践に聞き入る聴講者