【プレスリリース】学校の臨時休業期間中における遠隔授業による児童への学習保障~先が見通せないときでも 子供の学びを~
新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う公立学校の臨時休業期間が続く中,宮城教育大学附属小学校(以下,「本校」)においても同様に5月末までを臨時休業期間と
しているところですが,本校では,臨時休業期間中の児童への学習保障として,動画
配信による遠隔授業を実施してまいりましたので,これまでの取組について報告させ
ていただきます。
動画配信による授業は,教員がカメラに向かって説明を続ける一方的な講義形式に
なりがちですが,本校で配信している動画では,実際の教室での授業に近い形で児童
へ向けて発問や板書をする等の工夫をしています。また,web アプリケーションを活
用した振り返りの場を設けることにより学習の深まりが見られ,児童や保護者から
「とても分かりやすい」「実際に先生の授業を受けているよう」との感想をいただい
ています。
さらに発展した段階として,オンライン上でのリアルタイムの双方向授業の実現を
目指した取組についても,5月22 日に試験的に実施しました。学校再開後も引き続
き,遠隔での学習保障の方法について検証を進めていくと同時に,本校ホームページ
からも情報を公開していく予定です。今後このような臨時休業等の事態が発生した際
に,本校の取組が,子供の学習保障の在り方を考える際の一助になればと存じます。
取組の概要等については,リリース本文にまとめておりますのでご確認ください。
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