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学長メッセージ

Message from the President

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教職大学院開設記念式典 学長式辞

 ご臨席いただきました皆様に、宮城教育大学を代表しまして、一言ごあいさつ申し上げます。
 宮城教育大学は平成20年4月、新しく教職大学院、すなわち大学院教育学研究科専門職学位課程高度教職実践専攻を開設することになりました。本日は、この大学院の設置にかかわってきた教職員のスタッフが全学の教職員の協力のもとに、出発に当たっての決意を示す意図をも込めて企画致しました。ご多忙なおりにもかかわらず、このように大勢の方にご参加いただき、大変にうれしく思います。こうしてご臨席いただいた皆様に、改めて設置認可を得たことをご報告申し上げ、今日に至るまでのご支援・ご協力に対し、衷心より感謝申し上げる次第であります。おかげさまにて、教職大学院を教職大学院制度の発足初年度に開設することができましたし、東北地方唯一の教育大学として、当然ではありますがその責務を果たすことができました。ありがとうございました。
 本学の大学院修士課程の設置は、昭和63年度の学校教育専攻・障害児教育専攻・教科教育専攻の3専攻7専修に始まり、平成2年度に教科教育専攻に2専修、平成4年度に同じく教科教育専攻に2専修が加わって3専攻11専修が完成し、平成12年に学校教育専攻のなかに環境教育実践専修を加え、3専攻12専修になるとともに、全専攻全専修に現職教員を対象とする夜間主コースを設置して、平成19年度までやってまいりました。この間、平成13年度の文部科学省のいわゆる『あり方懇』の指摘を受けながらも、本学大学院のカリキュラム改革や制度改革は遅々として進まなかったのですが、宮城県・仙台市の現職教員・校長へのアンケートにより本学大学院に対する不満・要望等を確認しつつ、教育現場(デマンド・サイド)のニーズにどのように対応するかについて、おりしも具体化し始めた「専門職大学院」を視野に入れながら検討してまいりました。こうした本学にとっての強みは、平成14年度には、宮城県教育委員会、仙台市教育委員会と連携協力の覚書を交わし、その成果が、いわゆる教員養成GPとして認可されるなど、本学と学校教育の現場、地域社会との連携交流が全国的にも注目されるほどの成果をあげ、さらに引き続き岩沼市教育委員会、気仙沼市教育委員会、栗原市教育委員会、登米市、そして最近は仙台市八木山動物公園と連携交流の覚書を交わし、実績を積み上げてきたことが、本学教職大学院構想の前提となり土台となるものであり、これが設置へ向けて後押しをしてくれました。もちろん、教職大学院の現実の運用においても、これらの連携交流が重要な内容を構成しています。
 申請に至る具体の作業、教職大学院の制度設計はそれほど単純なものではなく、政策的・理念的に要求されているレベルと大学現場の現実ともいうべきものとの間には、少なからずハードルがあったことも事実であります。しかし、私たちは、このハードルを教育現場、地域社会からの教員大学への要請・期待に教育大学としてどのように応えていくかという問題であるととらえ、県教育委員会、仙台市教育委員会を初めとする熱心なご支援、ご協力を得て、文部科学省のアドバイスを得ながら、審査会の要求するレベルに達することができ、認可にこぎつけたような次第です。
 今後は、教職大学院のカリキュラムの具体の実践において、大学人の独りよがりではなく、学校教育の現実に対応し、子供たちの未来を切り開くため、連携協力校、現任校を初めとする教育現場と連携し、優秀な教員スタッフ、スクール・リーダーづくりに貢献し、社会から求められている、そして政策として求められている課題に応えていくということが本学の課題であります。このことを肝に銘じその努力をすることを皆様にお誓いしたいと思います。 
 本日は、宮城教育大学教職大学開設記念式典にご参加いただきましたことに、改めて心から感謝申し上げて、ご挨拶と致します。

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