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大学概要

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学長メッセージ

Message from the President

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東日本大震災から1年―学長から教職員、学生の皆さんへ―  2012年3月9日 宮城教育大学長 高橋孝助

 あの3・11から1年が過ぎようとしています。この時に当たり、宮城教育大学として、改めて、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りし、いまだ行方知れない方の一日も早いご帰還を願い、被災された方々には心からお見舞い申し上げます。また国の内外から本学に寄せられた数々のご好意、ご支援にたいし、すべての教員・職員、学生、児童・生徒にかわり、心から感謝申し上げます。
 本学の教員・職員、学生、児童・生徒の皆さんには、この1年間、さまざまなご苦労をかけました。復旧作業に奔走された教職員。ボランティア活動に汗をかかれた学生・院生。卒業式も入学式もできず、祝福することも歓迎することもできなかった学生・院生。一方、混乱のなかでも、元気に次のステージへと進み、また笑顔で入学してくれた附属4校園の児童・生徒。みんなそれぞれに状況に耐えてくれました。
 言うまでもなく、3・11は、教育大学に所属する私たちにとっては自らの存在を証明し、その意義を示すことを求められるものでした。幸い本学の被害が少なかったこともあり、発生直後の活動の後、復旧作業におおむね見通しがついた6月末には、復旧対策本部を教育復興対策本部に改組しました。発生以来、被災各地で、学生のボランティア活動、特に学校、避難所などで子供たちの学習、遊び、話し相手になる、教員を補助するなどの活動は、多くのところで子供たちに喜ばれ、保護者に歓迎され、その継続を望まれていました。これらは、学生の自主的・自発的な活動でした。大学は、彼らの意志を尊重し、その活動の安全を保障し、経済的に少しだけ支援しつつ、彼らの活動の場である教育の現場・学校のニーズは何かをよく聴き、これに応える体制を整えました。こうして大学が運営にあたる宮城教育大学教育復興支援センターを立ち上げたのです。本学の活動は、全国の教育大学、いくつかの教員養成学部の賛同を得て、北は北海道、南は福岡など多くの大学から学生たちが本学にやって来て、本学が指定する県内各地の学校現場に出かけ活動しています。これからは、復興教育の研究とその創造的発展もこのセンターのテーマになります。これまで,頑張ってくれた学生、指導してくれた教員に感謝するとともに、今後も引き続きご協力をお願いします。
 こうして、この1年間、本学は教育大学の機能を具体的に示す活動に取り組み、全国的にも復興教育の拠点としての位置を占めつつあります。もちろんこれは、本学の存在の証明でありますが、私は、すべての子どもたちに公平に教育の機会を保障する、その仕事を宮城教育大学が担っているとおもっています。
 3・11は、本学に多くの教訓をもたらしました。以上その一端を述べました。今後の皆さんの健闘を期待しています。



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