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学校体育を「丸ごと」研究対象に
/ 保健体育講座准教授 神谷拓(かみやたく)研究室


 私が取り組んでいる研究テーマを一言で述べると、体育のカリキュラム論です。体育のカリキュラムとは、時間割に位置付けられた体育の授業と、 運動会や部活動等の教科外で行われる体育の総称であり、言わば私の研究は、学校で行われる全ての体育活動を「丸ごと」対象にして、 それぞれの役割や関連性について明らかにするという、とても「欲張り」な内容です。
 このテーマは、三本の柱から成り立っています。一つ目は、体育の授業研究です。具体的には、できる子とできない子が一緒になって、 「上手くなるための方法」や「仲間との関わり方」を学んでいく、異質協同のグループ学習について研究しています。
 二つ目の柱は、教科外の運動会を、子どもの自治集団活動にしていく方法論です。東日本大震災後に取り組まれた、被災地の運動会調査では、 教師と子どもが何のために運動会を実施するのかを議論し、運動会の意味や意義を共有することの重要性が浮き彫りになりました。
  三つめの柱は、これまでに述べてきた二つの教育活動の延長線上に位置付くような、運動部活動指導の研究です。具体的には、運動部活動の指導に 「科学」と「自治」を貫くことであり、昨今の体罰の問題も同様の視点から批判をしています。学生と共に「雪合戦クラブ」を立ち上げて大会に参加し、 運動部活動に求められる活動内容を明らかにするといった、実践研究にも取り組んできました(ちなみに、結果は準優勝でした)。
 これら三つの研究は、全て教育現場の教師と共に取り組んでいます。将来的には、教え子との共同研究に発展していくことを期待しています。


多様な学生が集う神谷ゼミ!情報は自分の足で掴め!
/体育・健康コース3年 鈴木 涼

 先生が「欲張り」な研究に取り組んでいることもあり、神谷ゼミに集まる学生の研究テーマも、体育のグループ学習、運動会、 部活動、体罰問題…とバラエティーに富んでいます。神谷ゼミでの勉強は、頭や手のほかに「足」も使います。研究室で本や論文を読むだけではなく、 学校現場や研究会などに実際に行くことで、知識や情報を手に入れるのです。先日は、被災地で行われた運動会について調査するために、現地へ行き、 先生や子どもたちにインタビューをしました。昨年の先輩たちは、体育の研究会に参加するために、淡路島まで行ったそうです。このように、様々な所へ 「足」を踏み入れると、現場の先生や子どもたちと交流することができます。この貴重な経験は、将来、教師になったときに役に立つと思います。





かかわりの中でお子さんと共に学ぶ
/ 特別支援教育講座講師 寺本淳志(てらもとあつし)研究室


 いわゆる「障害の重いお子さん」の教育においては、教科書も、具体的な指導内容すらも示されず、「彼らに何を教えられるのか(何ができるのか)」、 「教員の専門性とは」といった問いをつきつけられ、困難を感じている先生方は多いと思われます。
 私の研究テーマは障害の重いお子さんの社会参加や学習のあり方です。お子さんの実態に応じて、主にコミュニケーションや運動の自発などに着目した かかわりを行いますが、その際の出発点はお子さんが示す微細な運動や行動の変化です。その場で、又は録画したビデオを観ながら、お子さんの外界に 対する理解や、情動等の行動の背景を読み取り、教材や学習内容、言葉掛けや教材提示など自らのかかわりを省察し、次回に反映させるという実践を 繰り返しています。近年、この分野の実践研究において質的分析や、かかわり手の側の変化を示すことの重要性が認識されつつあります。可能な限り、 客観的な行動指標や量的データを示しつつ、一方で、お子さんの様子やお子さんとのかかわり、その過程での自分の変化を、詳細に記述し、説明する という実践研究を目指しています。
 現在は、数名のお子さんたちと、大学や、ご自宅で、週一回ずつのかかわりを持っています。その場は、同行した学生とかかわりについて共に考えること による学生指導の場でもあります。また、お子さんに関わる学校の先生方との情報共有や協働も始まりました。
 障害の重いお子さんとのかかわりでは、目に見えるようなお子さんの変化につながるまで、時間が掛かることも多くあります。本学での私の実践はまだ 始まったばかりですが、今後、この地で長期間、多くのお子さんと、かかわりの中で共に学び続ける中で、同時に、学生や先生方と共に悩んだり、 議論したりしながら、上記のような問いや疑問に対する答えをもって実践を進められる教員の養成や先生方への支援に取り組んでいきたいと思います。

かかわりを通した実践的な研究
/健康・運動障害教育コース4年 佐々木 未来、佐藤 晴香、高橋 孝槙、橋本 彩花、長谷川 真未

 寺本研究室では、学生の多くがそれぞれ障害のあるお子さんと週一回程度のかかわりを持っていて、お子さんの可能性を伸ばすための支援の仕方をひたすら 話し合ったり考えたりしています。必要に応じて、木材を加工したり、パソコンを使ったりして教材を作成しています。とにかく、お子さんのことを考えて 行動することが多いです。寺本先生からアドバイスを頂いたり、学生同士で議論したりしながら、自分なりの考えを持って、お子さんの実態に応じたかかわりを 目指す実践的な研究ができています。





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