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研究室NOW

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元素を調べて、ものごとを理解する
/ 理科教育講座教授 猿渡英之(さわたりひでゆき)研究室


 私たちの研究室では、試料にどんな元素がどれだけの量含まれているかを調べる、そのための実験方法を工夫する、といったことを行っています。
 最近何年かは、食事試料の中に含まれている微量元素の分析を続けています。 これは他大学の先生方との共同研究で、東北のいくつかの地域、幼稚園などの協力で提供していただいた食事試料を分析し、地域や生活習慣による摂取量の違いや、時代による変化を調べています。食 べ物にも微量に含まれるヒ素については、化合物によって毒性が大きく違うので全量だけでなく化学形態別に分析しています。 また、学生の皆さんの興味によって、水道水中の金属を調べたり、放射線計測と組み合わせた土壌の分析などもしています。
 最終的な測定にはプラズマ質量分析法、プラズマ発光分析法と呼ばれる方法を主に使っています。 私自身は学生の時からこの方法を使っていて、当時はかなり珍しいものでした(私ではなく指導教官に先見の明と研究資金がありました)。 現在では多くの大学や会社などで不可欠な分析装置として使われるようになりましたが、装置の性能を生かし、性能が足りない時にはそれを補うように試料を適切に処理することが常に課題となります。 そもそも、装置を使う前の段階でこぼしたり、汚したりしては、信用できる結果が出せません。 このことは小学校の実験でも全く同じなのですが、日ごろ大学の授業で学生実験を見ていると結構荒っぽい操作が目に付きます。 しかし卒業研究で正しく測ることに取り組んでいると、皆さすがに気を遣った実験が身に付くようです。
 研究室で使うような分析機器を卒業後にも使い続ける人は滅多にいないはずで、だからこそ、卒業したらできないことに取り組んでほしいと思っています。 ところが、卒業後も分析の仕事に就く人が時々いるだけでなく、学校の先生からは分析の相談があったりもして、 分析のセミプロとしての大学での経験は間接的にはもちろん、直接役立つことも案外多いように感じています。

見えないものが見えてくる?
/理科教育専攻4年 中西美与子

 猿渡研究室では、飲食物や土壌などにどのような元素がどのくらい含まれているのか分析する研究を行っています。 試料中にごくわずかしか含まれていない元素を測定するため、ひとつひとつの操作に気を使わなければなりません。
 研究室所属の四年生は、各々のテーマに沿った研究を進めています。私は食事の中に必須元素であるヨウ素がどれくらい含まれているか、 プラズマ質量分析法を使って測定する研究をしています。試料の処理や測定など気を使う場面が多く、根気が必要だなと日々感じます。 新品の容器すら一週間の洗浄処理をする必要があると知ったときは驚愕しました。
 しかし見えないものを見ることができる、という点に魅力を感じています。 研究に入る前はそれほど身近に感じられなかった元素ですが、最近は少しお近づきになれたような気がしています。

社会性・道徳性の発達を中心に
/ 学校教育講座准教授 越中康治(えっちゅうこうじ)研究室


 私の専門は発達心理学であり、これまで、社会性・道徳性の発達を中心的なテーマとして研究に取り組んでまいりました。 特に幼児期から児童期にかけての発達に関心があり、幼児・児童を対象とした観察や調査・実験によって、あるいは保育士としての実践を通して、 このテーマにアプローチしてきました。 たとえば、仲間関係や社会的適応に関する研究としては、子ども同士の対人葛藤(けんかやいざこざ)についての観察研究、 子どもの社会的行動特徴と社会的適応との関連に関する調査研究などを行いました。 また、子どもの分配行動や向社会的判断などに関する実験研究を行うとともに、保育士としての実践の記録をもとに、 外国人幼児の異文化適応や幼児の関係性攻撃(仲間はずれ)に関する研究なども行いました。 研究上の最大の関心事は道徳的な認知の発達についてであり、攻撃行動についての善悪判断の発達的変化をテーマとして、 横断的・縦断的に検討を重ねてまいりました。最近はほとんど研究を進めることができていませんが、ほそぼそと続けていきたいと思っています。

それぞれの興味を研究に
/教育心理学コース3年 荒 春菜、飯野 瑠珠、大和田 愛華、菅 晶穂、土佐 克也

 皆さんこんにちは。私たち越中研究室は、四年生五人、三年生五人で和気あいあいと自由に活動しています。 研究内容としては、越中先生の御専門でもある発達心理学の分野が中心ですが、基本的に自分たちの興味 のある分野を自由に研究することができます。 卒業なさった先輩方の卒論としては、幼児のブロック遊びや、職業観、結婚観、恋愛観などがあり、教育に関連したものからそうでないものまで、幅広いテーマで研究が可能です。 ゼミの話し合いの中では、お忙しい越中先生の御指導の下、各々が持ち込んだ研究に対して意見を出し合いながら研究を深めています。 自分一人では気付くことのできない新たな視点からの意見は貴重なものばかりで、とても有意義な時間です。

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